【弥生会計】伝票辞書

伝票辞書の使い方

弥生会計での「伝票辞書」を使う方法について税理士が順を追って画像付きで説明します。

なお、こちらのページの説明では弥生会計AEという会計事務所向けのソフトを使っていることにご留意ください。
したがって、こちらのページに記載がある項目であったとしても、訪問者様がご利用されている弥生会計のソフトの種類によっては該当がないものがある可能性があります。
その場合は、その項目は無視して読み進めていただければと思います。

①伝票辞書とは

弥生会計の「伝票辞書」とは、振替伝票においてよく使う仕訳のパターンを呼び出したり登録したりすることができる機能です。

デフォルトで50を超えるパターンの仕訳が登録してあります。
なお、デフォルトで登録されている仕訳パターンでも不要なものは削除することができます。

また、ユーザー独自の仕訳パターンを追加で登録することもできます。

次の画像はデフォルトで登録されている仕訳パターンの一例です。
取引の行を選択すると、下方に仕訳が表示されます。（左上の登録内容を表示のチェックボックスに✓マークを付してください。）

②伝票辞書の開き方

弥生会計で「仕訳辞書」の画面を開く方法をご紹介します。

メニューバーの「設定」＞「取引辞書」＞「伝票辞書」を選択してください。
または、クイックナビゲータの「取引」＞「伝票辞書」を選択してください。
そうすると「伝票辞書」の画面が開きます。

②伝票辞書に仕訳パターンを登録する方法

弥生会計で「伝票辞書」に仕訳パターンを追加で登録する方法を紹介します。

まず、「伝票辞書」の画面で上方にある「新規作成」ボタンをクリックしてください。
そうすると、「伝票辞書の新規登録」というウィンドウがポップアップします。

次に各項目を入力してください。
一通り入力が終わったら「登録」ボタンをクリックしてください。

取引名…仕訳の内容がわかるように任意のテキストを入力してください。

取引分類…事前に取引分類を設定してある場合はプルダウンメニューから該当する取引分類を選択してください。

サーチキー…任意のサーチキーを入力してください。

その他の項目については通常の振替伝票の入力方法と同様です。

これで無事に仕訳パターンが伝票辞書に登録されました。

③伝票辞書を使って仕訳を入力する方法

弥生会計で「伝票辞書」を使って仕訳を入力する方法をご紹介します。

「仕訳辞書」を使って仕訳を入力できるのは振替伝票の画面からです。

まず、伝票辞書のボタンをクリックしてください。
そうすると伝票辞書がプルダウンメニューで開きます。

次に、伝票辞書のプルダウンメニューから入力したい仕訳パターンを選択してください。
サーチキーを使用して選ぶこともできます。

ここでは例として「掛代金の振込による回収（手数料差引後）」を選んでみます。

これで仕訳パターンが入力されました。

あとは、日付、金額、摘要などを入力して仕訳を完成させてください。