【弥生会計】付箋の使い道

付箋の操作方法

弥生会計での付箋の使い道について税理士が順を追って画像付きで説明します。

なお、こちらのページの説明では弥生会計AEという会計事務所向けのソフトを使っていることにご留意ください。
したがって、こちらのページに記載がある項目であったとしても、訪問者様がご利用されている弥生会計のソフトの種類によっては該当がないものがある可能性があります。
その場合は、その項目は無視して読み進めていただければと思います。

①付箋の設定方法

弥生会計の付箋は、「仕訳日記帳」や「総勘定元帳」などの「付箋1」および「付箋2」の項目が表示されている帳票画面から設定することができます。

ここでは例として「仕訳日記帳」を使います。

まずは付箋を設定したい仕訳の行の「付箋1」または「付箋2」のエリアのいずれかをダブルクリックしてください。
そうするとプルダウンメニューが開くのでいずれかの色の付箋を選択してください。

これで付箋を設定することができました。（上記の画像は「付箋1」に設定したパターン）

なお、付箋は下の画像のように「付箋1」と「付箋2」の両方に設定することができます。
また、「付箋1」と「付箋2」を同じ色に設定することもできますし、異なる色に設定することもできます。

②付箋の活用方法

弥生会計の付箋は、ユーザーによって使い方は様々だと思います。
ここでは税理士である筆者が便利だと感じている付箋の活用方法をご紹介します。

一貫した法則性がない仕訳に設定してソートする

勘定科目、金額、摘要などに一貫した法則性がない仕訳は、絞り込み機能でソートする際に困ります。
そのような仕訳には付箋を設定するとソートをかけることができるため便利です。

【活用例】

同じ勘定科目同士の紐づけ確認に使う

現金、売掛金、買掛金、仮払金、仮受金などについて消込確認を総勘定元帳や補助元帳で行う際の紐づけに付箋を設定すると便利です。

【活用例】
「売掛金 11,000/売上高 11,000」という掛売上とそれに対応する「普通預金 11,000/売掛金 11,000」という売掛金の回収の双方を確認できたら、それぞれの仕訳に「付箋2」に黄色の付箋を設定する。
そうすると売掛金の総勘定元帳において、「付箋2」を付箋なしでソートすると帳簿上で未回収となっている売掛金の一覧を表示できる。